OSX 10.9 Maverics でRaspberry Piの起動用SDカードを作成
先駆者たちに遅れること数年、やっとRaspberry Piを買いました。
買ったのは良いのですが、Linuxの入ったDesktopはあるのですが、
起動するのがめんどくさいので、Macbook Proで作業します。
今回使用するのは、Raspbianと呼ばれる、RaspberryPi用のDebianイメージ。
イメージのダウンロードはRaspberryPiの公式サイトからできます。
ダウンロードしたら、イメージが壊れていないか、検証しましょう。
先ほどのサイトの、ダウンロードボタンのそばに、「More Info +」があるので、
押すと、SHA-1のハッシュが書かれています。
OSXでSHA-1を求めるには、shasumコマンドを使えば良いです。
sh-3.2$ shasum 2014-09-09-wheezy-raspbian.zip
と実行すると、結果はこんな感じで出てきます。(ちょっと時間かかります。)
951a9092dd160ea06195963d1afb47220588ed84 2014-09-09-wheezy-raspbian.zip
イメージを検証したら、zipから解凍しましょう。
sh-3.2$ unzip 2014-09-09-wheezy-raspbian.zip
解凍できたら、ディスクイメージをsdカードに書き込みます。
書き込みは、OSXには、Linuxと同じで、ddコマンドがあるので、活用します。
ところが、OSXのドライブのパスは、/dev/mmcblk0のようにはなっていないらしい。
sh-3.2$ diskutil list
と実行すると、こんな感じでディスク構成がわかります。
/dev/disk0
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: GUID_partition_scheme *256.1 GB disk0
1: EFI EFI 209.7 MB disk0s1
2: Apple_HFS OSX 255.1 GB disk0s2
3: Apple_Boot Recovery HD 650.0 MB disk0s3
/dev/disk1
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: *15.8 GB disk1
自分の構成では、SDカードは、/dev/disk1のようですね。
mountされている場合はunmountしましょう。
diskutil unmount (パス)
続いて、ddコマンドで書き込んでいきます。
sh-3.2$ sudo dd if=Desktop/2014-09-09-wheezy-raspbian.img of=/dev/disk1 bs=4m
ちなみに、何byte書き込めたか確認する方法は、こんな操作で見れます。
$control + T
結果はこんな感じで表示されます。
load: 1.12 cmd: dd 5680 uninterruptible 0.00u 3.72s
68+0 records in
67+0 records out222298112 bytes transferred in 255.856779 secs (868838 bytes/sec)
書き込んだら念のためsyncしておきます。(得意の2回sync...)
sh-3.2$ sync
sh-3.2$ sync
これでSDカードにブートイメージができました。電源を入れてみましょう。
終わり。